2-06.敷金はどのくらい戻ってくる?
部屋を借りる契約時に支払う「敷金」は、家賃の1~3カ月分が相場となっています。
決して少なくはないこの費用、退去時にはどのくらい戻ってくるのでしょうか?
「敷金」とは、部屋の借主が債務を担保する意味で貸主に預けるお金のことをいいます。
つまり、敷金は家賃が停滞したり部屋が汚損したときのための保証金といった意味合いで、
退去時には必要な経費を差し引いて返金されるのが一般的です。
実際に、敷金が全額返ってくるかというと、全額返金されるのは珍しいケースといわざるをえません。
これまでの首都圏での例で見てみると、返金される敷金は全体の約1~2割というのが現状となっています。
全額返金がむずかしい敷金ですが、最近では新しい流れも見えてきています。
それは、通常の使用での損耗は「大家さんが費用負担して修理する」という考え方です。
たとえば借主がきちんとメンテナンスをしていても起こる畳や壁クロスの汚損などは、
借主ではなく貸主の大家さんが現状回復費用を負担するという考え方で、
借主の負担はかなり軽減されて敷金の返金割合も大きくなります。
ただし、あくまで通常の生活をしていたという範囲での汚損などに対する負担ですから、
借主にも充分な注意が求められるのは言うまでもありません。
→”2-07.敷金を多く戻すための対策術“を読む
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